3:屋外展示のごあんない
◎貨車移動機
岩出山駅前に展示されている貨車移動機。1970年協三工業製である。岩出山鉄道資料館が開館した際に展示が開始されたとみられる。専用線で使われることが多く、この車両も同様な使われ方をしたと考えられるが、その他銘板が残っておらず。詳細は現在不明である※。
※塩釜の専用側線で活躍したという説もあるが詳細は不明である。
3.5:保存車両のごあんない(館より少し足をのばして・・・)
◎C58 114号機
C58形蒸気機関車は従来、貨物用の9600形、旅客用の8620形という2つの機関車がそれぞれになっていた役割を、1台に集約した機関車である。1938年から47年にかけて431両が製造され、ファン等からはシゴハチという愛称で呼ばれている。旅客列車だけでなく貨車列車も牽引することができる万能機関車として各地で活躍した。その中で114号機は、1939年日本汽車製造株式会社で製造された車両である。陸羽東線を中心に活躍し、1973年より岩出山町に貸与され、岩出山城跡にある城山公園にて展示が開始された。長く陸羽東線を走り、沿線の生活を支えた車両であり大崎地方の近代史を物語るうえで貴重な資料である。
アクセス・・・岩出山駅より徒歩約10分 城山公園内 駐車場有